東武動物園で絶賛「かわいすぎる」 9年ぶりカピバラ赤ちゃん誕生 お披露目中 サルやペリカンと暮らす日々

生まれたばかりのカピバラの赤ちゃん「モミ」(左)と母親の「マツ」=宮代町の東武動物公園

 埼玉県宮代町の東武動物公園で16日、生まれたばかりのカピバラの赤ちゃんがお披露目された。カピバラの赤ちゃんが小部屋から出てくると、その愛らしい姿に、来園者に笑顔が広がった。

 カピバラは体長1メートル、体重35キロを超える世界最大のネズミの仲間。体は硬い毛で覆われ、水中を泳いだり潜ったりすることができる。

 カピバラは同園「リスザルの楽園」でリスザルやペリカンらと共に暮らす。8月31日と9月6日に計3頭のカピバラの赤ちゃんが生まれた。同園でカピバラの赤ちゃんの誕生は9年ぶりだという。

 この日、お披露目されたのは8月31日に誕生した「モミ」。小さな体を揺らしながら、餌を食べたり、母親の「マツ」に寄り添うように歩く姿に、来園者からは「カピバラの赤ちゃんかわいすぎる」との声が上がった。

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