セブンが19日から県産食材で「うまいものフェア」 オリジナル10商品を販売 売り上げ1%県へ寄付

県産食材を使用した新商品を手にする福田知事(右から3人目)ら=14日午前、県庁

 県内店舗で県産食材を使ったオリジナル商品10品の販売を予定しているセブン-イレブン・ジャパンの社員らが14日、県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に商品を紹介した。

 同社は2008年に県と地域活性化包括連携協定を締結。15周年を記念し、19日~10月2日まで県内467店舗で「とちぎ未来創造うまいものフェア」と称してオリジナル商品を販売する。2月に続く第2弾で、売り上げの1%は県に寄付し、農林業振興に充てられる。

 10品のうち新商品は5品で、県産豚バラ肉と小松菜の中華あんかけ丼(税別570円)やニラ玉天津飯(同520円)、生地とホイップクリームに県産牛乳を使用したクリームオムレット(同280円)など。佐野ラーメンや宇都宮餃子(ぎょーざ)などの復刻商品も販売する。

 試食した福田知事は「どれもおいしい」と味に太鼓判を押し、「県産農畜産物への強力な支援になる」と感謝した。同社オペレーション本部の万崎順一(まんざきじゅんいち)群馬・栃木ゾーンマネジャーは「商品に込めた生産者や環境などへの思いも感じてもらいながら食べてほしい」と話した。

県産食材を使用した新商品を手にする福田知事(左端)ら=14日午前、県庁

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