二十山親方(久慈出身)現役振り返る 東京でトークイベント

トークイベントで現役時代の思い出を振り返る二十山親方

 久慈市山形町出身の二十山(はたちやま)親方(元小結栃乃花)が東京・両国国技館内にある相撲博物館で行われた親方トークイベント(日本相撲協会主催)に臨み、現役時代の思い出を振り返った。

 初めて15日間連続で本場所の土俵に上がった新十両の1999年1月場所を「関取になった喜びもあったが、場所中の稽古も長くて一番大変だった」としみじみ語った。

 今場所後半戦の見どころについて同席した春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「役力士から優勝者が出てほしい」と期待。注目力士に琴ノ若や明生ら「しっかり稽古する」関取の名前を挙げ、「錦木も稽古はほぼ休まない」と努力をたたえた。

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