北米・アジア路線、拡大へ 日航系ジップエアの西田社長

撮影に応じる「ジップエア トーキョー」の西田真吾社長=5日、成田空港

 日本航空傘下で国際線専門の格安航空会社(LCC)「ジップエア トーキョー」(成田市)の西田真吾社長(55)が18日までに共同通信のインタビューに応じ、2025年度までに北米、アジアのそれぞれ1都市に成田空港から新規就航を目指す考えを明らかにした。観光や知人訪問といった需要の拡大をにらみ、路線網を強化する。

 ジップエアはLCCとして初めてアジアと北米を結んだ。構想が実現すれば路線数は8から10となる。新たな就航先について西田氏は「都市までは絞り込めていない」と述べるにとどめた。

 就航中の北米線は「完売御礼状態で需要に応え切れていない」とし、増便に向け旅客機を追加導入する方針だ。

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