サル痘感染者、累計46人に

特区政府衛生署衛生防護中心は9月15日、新たに1人サル痘ウイルスの感染者が確認されたと発表し、衛生管理に注意喚起するとともに感染リスクの高い人はワクチンを接種するよう呼び掛けている。同日の政府公報によると、患者は51歳の男性で、9月5日に水疱が現れて9月12日に医療機関を受診。病状は安定しており、入院して治療を受けている。患者は潜伏期間中に渡航歴はないが、香港域内でハイリスクの接触があったと話しているという。香港では9月15日20時までに確認されたサル痘感染者は46人に上る。当局はサル痘専門のホットライン(2125ー2373)を開設しており、感染者と密接な接触をした人、中でも男性同士の接触者や見知らぬ人と性行為をした人は相談をするよう提案している。旺角の衛生防護中心内にあるサル痘ワクチン接種センターの予約電話は2547ー1900。接種予約不要の医療機関リストやその他の情報については衛生防護中心のウェブサイトで閲覧できる。

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