3連休 厳しい暑さ続くも…各地の観光スポットは多くの人出でにぎわう(静岡県)

18日も各地で30度を超え、厳しい残暑となった3連休ですが、静岡県内の観光スポットは多くの客で賑わいを見せました。

残暑が続く3連休。動物たちもひとやすみする中、静岡市の日本平動物園には多くの家族連れが訪れました。県内各地のほとんどの観測地点で30度を超える真夏日となった18日、三島市と浜松市天竜区では33.3度、川根本町では33度を記録しています。

天候にも恵まれた3連休初日、下田市の白浜大浜海岸では駐車場が満車になるほどのにぎわいに。多くの家族連れがサーフィンや海水浴を楽しんでいました。

(伊豆白浜観光協会 石渡 華南枝さん)

「早くから駐車場のお客さんもいて、出足は早いようです、3日間お天気も良さそうなので今年の3連休は(客が)多いのではないかと思う」

予想通り、3連休は多くの人が訪れたということです。

一方、掛川市では旬のナシ狩りを楽しんでいる人も。この農園では大きいもので重さ1キロを超えるナシの品種、「かおり」が最盛期を迎えています。

(観光客)

「おいしい季節の物を食べると良いと聞く」「ナシを食べて元気になります」

(観光客)

「早く食べたい」「お友達に分けに行く」

しかし、この暑さで農作業も一苦労。

(大麓果実園 園主 細野 厚さん)

「昼間は(暑さで)動けない、10日に1回くらいはお客さんのために草刈りしたいけど朝早くから2時間ずつしかやれない、日中は農作業はできない」

厳しい暑さの中ですがナシは順調に育っているということです。

一方、県内屈指の観光地、熱海。

駅の改札口には大きなスーツケースを持った若者や家族連れの姿が見られました。熱海の観光スポットでは早くもハロウィーンのイベントがスタート。カボチャなどが並んだ「アカオフォレスト」の園内では観光客が写真撮影を楽しんでいました。

(観光客)

「すごいかわいい、いろいろなところにカボチャがある、花もかわいかった」

(観光客)

「暑かったけど秋を感じてよかった」

(ACAO SPA&RESORT 松浦 恵太さん)

「まだまだ9月中旬だが暑い日は続いている」「まだ夏の暑さが残っているが秋の楽しさを先取りしてハロウィンイベントを満喫してもらえれば」

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