2つの現場の距離わずか300m…繁華街で原付バイクと切り株が燃える火災 連続放火か=静岡・葵区

9月17日夜、静岡市の繁華街で原付バイクや切り株が燃える不審火が相次ぎました。警察は同一人物による連続放火の可能性も視野に捜査を進めています。

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警察官や消防隊員が入念に調べていたのは、1台の原付バイク。17日午後9時15分頃、静岡市葵区常磐町で歩道に止められていた原付バイクが燃える火事がありました。

火は近くの住民らが消火器で消し止めたため、けが人はいませんでした。燃えた原付バイクは1年近く同じ場所に放置されていた模様です。

原付バイクの座席の下にあたるボディの部分が燃えていて、部品から出火した可能性は低く、何者かが火をつけた放火の疑いが浮上しています。さらに…。

<伊豆川洋輔記者>
「最初の火災現場から、距離にしておよそ300m、歩いて5~6分のこの場所でも、不審火がありました」

原付バイクが燃えた火事の通報から約15分後。1つ目の現場からほど近い静岡市葵区人宿町では、花壇に残されていた切り株が燃えました。

午後9時半ごろ、現場近くにいた人から「切り株が燃えていて、煙を見た」などと通報があり、発覚したということです。

2つの現場は、直線で300mほどの距離にあり、火が確認された時間が近いことなどから、警察は同一人物による連続放火の疑いを視野に捜査を進めています。

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