目指すは「なでしこ」 小学生が澤さん、岩渕さんとサッカーで交流 青森・八戸市

澤さん(左)、岩渕さん(左から3人目)と一緒にミニゲームを楽しむ子どもたち

 日本サッカー協会(JFA)と県サッカー協会は18日、青森県八戸市のプライフーズスタジアムで小学1~3年生の初心者向け女子サッカー普及イベント「ファミリーサッカーフェスティバル“ファーストタッチ プレミアム”in青森」を開いた。県内外から参加した親子114組がボールを使ったゲームなどを体験し、楽しみながら競技の魅力に触れた。

 イベントはウォルト・ディズニー・ジャパンとJFAが取り組むプロジェクトの一環。青森県開催は昨年の青森市に続き2度目で、午前と午後の2回行われた。参加者はディズニープリンセスの名前がつけられた六つのコートに分かれ、元女子日本代表(なでしこジャパン)の澤穂希さん、今月現役引退を表明した元代表の岩渕真奈さんと一緒にドリブルやシュートに挑戦した。

 午前の部の親子ミニゲーム対決では、岩渕さんが切れのあるドリブルで子どものゴールをアシストする場面も。八戸市町畑小1年の工藤愛菜(まな)さんは「ゴールを決めることができてめちゃくちゃ楽しかった。澤さんはプレーが上手だった。これからもサッカーをやってみたい」と笑顔だった。

 岩渕さんは「『楽しかった』と言ってくれた子もいたので上出来だったと思う。今後もボールを蹴る楽しさを伝えていきたい」と語った。

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