ボクシング世界統一王者・寺地拳四朗が防衛に成功 連打浴びせ9回TKO勝ち

WBC・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ 9回、強烈な連打を浴びせてTKO勝ちした寺地(有明アリーナ)

 世界ボクシング協会(WBA)、世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級タイトルマッチが18日、東京・有明アリーナで行われ、統一王者の寺地拳四朗(BMB、城陽市出身)が、挑戦者で元同級世界2団体王者(現WBC同級1位)のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に、9回TKO勝ちした。

 寺地は序盤から得意の左ジャブで主導権を握り、ボディーを的確に捉えてダメージを与えた。相手の巧みな試合運びに決定打が出ない展開が続いたが、9回に相手のガードが下がったところを逃さず、連打を浴びせて試合を決めた。防衛はWBAが2度目、WBCは3度目。戦績は22勝(14KO)1敗。

WBA・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 多くのファンが待ち受ける中、入場する寺地(18日午後9時4分、東京都・有明アリーナ)

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