京都サンガ、浦和と0-0のスコアレスドロー GK具聖潤が好セーブ連発

浦和-サンガ 後半、好セーブを見せるサンガのGK具(埼玉スタジアム)

 J1京都サンガFCは15日、埼玉スタジアム2002で第27節の浦和戦に臨み、0-0で引き分けた。勝ち点は29から30とし、順位は14位のまま。

 サンガは前節神戸戦(1-2)から3人先発を変更。出場停止処分が明けたアピアタウィアが2試合ぶり、谷内田が4試合ぶり、山崎が3試合ぶりにスタートに入った。

 サンガは序盤から組織的なプレスで相手の攻撃の自由を奪い、サイドから好機をつくったが、リーグ最少失点の堅守を誇る相手を崩しきれず、シュートまでなかなか持ち込めなかった。次第に背後を狙われる場面が続くも、GK具聖潤(クソンユン)が冷静な対応でゴールを許さず、DF陣も素早く帰陣し、粘り強く対応した。

 後半早々に、サンガは3バックにシステム変更。自陣での守備が増えたが、ここでもGK具が好セーブを連発。同20分にはミドルシュートを右手ではじくと、同30分には至近距離からの2度のシュートを止めた。その後は交代で投入されたパトリックや荒木がゴールに迫ったが、決定機はなかなか生み出せなかった。

© 株式会社京都新聞社