AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24・西地区グループステージ第1節の6試合が行われた。
今夏にフランス代表FWカリム・ベンゼマや同代表MFエンゴロ・カンテ、ブラジル代表MFファビーニョらの大型補強を敢行したアル・イテハド(サウジアラビア)は、グループC第1節でアルマリク(ウズベキスタン)とホームで対戦。
ベンゼマがベンチ外となるもカンテとファビーニョが先発したアル・イテハドは、11分にFWハールーン・カマラのゴールで先制すると、15分にはMFロマリーニョのゴールで追加点を奪う。
主導権を握ったアル・イテハドは、37分にボックス左深くまで切り込んだカマラが相手DFにアフターで足を蹴られると、オンフィールド・レビューの結果、PKを獲得。このPKをロマリーニョがゴール左に決めた。
アル・イテハドの3点リードで迎えた後半は、一進一退の攻防を繰り広げたが、ゴールのないまま時間を消化していく。結局、最後までスコアは動かず3-0のままアル・イテハドが快勝した。
また、こちらも今夏にブラジル代表FWネイマールやセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ＝サビッチらの大型補強を敢行したアル・ヒラル(サウジアラビア)は、グループD第1節でナフバホール(ウズベキスタン)とホームで対戦。
ネイマールやマルコム、ミトロビッチらが先発したアル・ヒラルは、ゴールレスで迎えた後半開始早々に失点を許す。52分、ナフバホールは自陣からロングカウンター仕掛けると、右サイドからドリブルで仕掛けたMFイスモイロフのスルーパスに反応したFWトマ・タマタゼがボックス右からシュートを流し込んだ。
その後は1点を追うアル・ヒラルが猛攻を仕掛けるが、自陣で守備を固めるナフバホール守備陣を攻略できずに時間が経過。このまま試合終了かと思われたが、試合終了間際にスコアが動く。
後半アディショナルタイム10分、ドリブルでボックス右横まで持ち上がったミシャエウのクロスをアル・ブライヒがヘディングでゴール左隅に流し込んだ。
結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。土壇場で追いついたアル・ヒラルが、格下相手にまさかのドロースタートとなった。
◆グループステージ第1節
9/18(月)
【グループB】
アル・サッド 0-0 シャールジャ
アル・ファイサリー 0-1 ナサフ
【グループC】
アル・イテハド 3-0 アルマリク
エアフォース 2-2 セパハン
【グループD】
アル・ヒラル 1-1 ナフバホール
ムンバイ・シティ 0-2 ナッサジ
9/19(火)
【グループA】
パフタコール vs アル・アイン
FKアハル vs アル・フェイハ
