「敬老の日」これからも元気で 松浦市内で最高齢 104歳の川久保さんを市長が祝う 長崎

104歳の長寿を祝福され、記念写真に納まる川久保さん(前列中央)=松浦市、愛光園

 「敬老の日」の18日、長崎県松浦市の友田吉泰市長は市内最高齢の川久保キサさん(104)を訪ね、長寿を祝った。
 1919年に佐賀県伊万里市で生まれた川久保さんは、バスガールの経験があり、人と話すのが好き。22歳で結婚し4人の子どもに恵まれた。松浦市志佐町に移り住み、日用品店を開いて45歳まで切り盛り。今は同町の介護老人福祉施設「愛光園」で暮らし、新聞をじっくりと読むのが日課という。
 友田市長は花束を手渡し、「これからも多くの方々と触れ合い、楽しいひとときを過ごして長崎県の最高齢者を目指してもらえれば」とあいさつ。ひ孫の赤木瑛太さん(15)と翔太さん(15)の兄弟からもプレゼントをもらった川久保さんは、うれし涙を浮かべ「皆さん、ありがとうございます」とお礼を口にした。
 市によると、市内の100歳以上は川久保さんを含め15日現在37人(男性3、女性34)。

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