佐渡汽船の「こがね丸」、導入経費は12億7500万円 新潟佐渡市が市議会で説明

小木-直江津航路で運航している「こがね丸」

 新潟県佐渡市は、佐渡汽船が小木-直江津航路で2023年4月から運航しているカーフェリー「こがね丸」の導入経費が12億7529万円だったと、9月15日の市議会9月定例会一般質問で明らかにした。

 経費の主な内訳は、船の購入費が8億7千万円、岸壁に合わせるための船体改造が1億9500万円、検査費などドック費用が9548万円、エンジン整備などが9079万円。

 新潟県と佐渡市、上越市は導入に伴い、11億円を支援することで合意。このうち佐渡市の支援額は7億3300万円で、国の特別交付税や県からの補助金を除く最終的な実質負担は5560万円。2023年度からの5年間に分割して支援する。

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