広島カープ 6点ビハインドを追いつく熱戦も 中日戦(9月18日)

18日も広島カープは、大熱戦を繰り広げています。

9月18日(月祝) 中日 vs. 広島 バンテリンドーム

石田充 アナウンサー
先週からの7連戦のラストゲーム。カープの先発は、森翔平 投手 。一方、ドラゴンズは、根尾昂 投手。今シーズン、初先発ということで注目された一戦でした。

その森ですが、ストレートは150キロ近く出てはいたんですが、ランナーを序盤ためてしまうと、長打を打たれます。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
そうですね。チェンジアップが甘くなったところを見逃してくれなかったですよね。

石田充 アナウンサー
4回にもランナーを得点圏に置き、“カープキラー” の岡林にタイムリーヒットを打たれ、3-0。カープは追いかける展開となります。一方、根尾昴ですが、なかなか打ち崩ません。

天谷宗一郎 さん
そうなんです。しっかりとストライク先行でくる中で各バッターがイメージと違った根尾投手の姿になっていました。

石田充 アナウンサー
カープは、5回から継投に入ります。6回ウラ、中﨑翔太 が満塁のピンチを招くと、ここでカリステに逆方向の大きな当たり。ライトは捕れそうで捕れない…。走者一掃のタイムリーツーベースとなります。

天谷宗一郎 さん
そうですね。中村貴浩 選手は、ここも経験ですからね。

石田充 アナウンサー
6点のビハインドと苦しい戦いでしたが、7回オモテ、打線がつながります。根尾から同学年の 羽月隆太郎 がフォアボールを選ぶなどしてランナーをためると、坂倉将吾 。

天谷宗一郎 さん
打球は詰まっていますけれど、なにか気持ちで持っていったようなバッティングでした。

石田充 アナウンサー
チャンスを広げて満塁。マクブルームのこの当たりはセカンドへ。相手の好守もあって1つアウトは取られたんですが、ようやく1点を取ります。

天谷宗一郎 さん
ここで流れがガラッと変わってきました。

石田充 アナウンサー
まだ満塁が続いたところで打席には、ファームで結果を残してきた 中村貴浩 。センターへのタイムリーヒット。2アウトからカープに2点目が入ります。

天谷宗一郎 さん
追い込まれているんですけれども、いろんな球種に対応しながら結果を残した。これは自信にしてほしいです。

石田充 アナウンサー
なおも2アウトというところで 松山竜平 が1塁強襲の当たり。相手のエラーを誘って、6-4と2点差に追い上げます。さらにサウスポーから 1番の秋山翔吾 がタイムリー。さらに末包昇大 、この日もタイムリーを放ち、6点ビハインドを7回に追いつきました。

そして、9回、ランナー3塁・2塁のチャンスを作ると、4番、“愛知が生んだプリンス” 堂林翔太 。その当たりはショート深い位置へ。これがタイムリー内野安打。6-7と、1点をカープが勝ち越します。

となれば9回は、栗林良吏 。2アウト・ランナーなしから、なんとビシエド、同点アーチ。7-7、延長戦にもつれ込みます。

6点ビハインドを追いついて延長戦に突入となったカープ。11回ウラ、大道温貴 が、満塁の大ピンチ。坂倉が鼓舞する中、カリステの打球は1・2塁間を破ってしまい、結果的に中日がサヨナラ勝ち(中日 8x-7 広島)となってしまいました。追いついただけにくやしいですが、気持ちを切り替えましょう。

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