アルピーヌF1と同じカーボン素材を用いた限定車『A110 Sエンストン』発表。国内導入は20台

 9月19日、アルピーヌ・ジャポンは、F1の最先端カーボン技術を活用した『A110』の限定車、『アルピーヌA110 S エンストン』を発表。21日(木)より全国のアルピーヌ正規販売にてオーダー受付を開始する。

 エステバン・オコンとピエール・ガスリー、ふたりのフランス人ドライバーを擁し世界最高峰の自動車レースであるF1に参戦しているアルピーヌ。同F1チームの拠点でありシャシー製造工場でもあるイギリス・エンストンの名を冠する300台の限定車は、F1マシンと同じ最先端技術とカーボン素材で製造されたメーターバイザー、センターコンソールなどの特別装備が奢られる特別モデルだ。

 インテリアには、グレーステッチが施されたブラックマイクロファイバーのステアリング、ルーフライニング、ダッシュボードの他、専用ロゴ入りサベルト製軽量モノコックバケットシート、カーボンエンブレム付ドアトリムなどを採用。さらに、シリアルナンバーが付いた限定車専用プレートが一層の特別感を演出している。

 最高出力300ps、最大トルク340Nmを発揮する1.8リットルターボエンジンと電子制御7速ATを搭載する“A110 S”をベースモデルとなっている同車のエクステリアでは、ノワールマットの専用ルーフとルーフアーチ、マットブラックの18インチホイール“GT RACE”、ライトグレーのブレーキキャリパーがスポーティでシャープな印象を与える。オプション装備の専用ユニオンジャックデカールやカーボンルーフ、エアロキットを選択することで、そのキャラクターはさらに際立つはずだ。

 ボディカラーはグリトネール・マット、アルジャン・メルキュール・マットの2色展開。ハンドルは左右から選択可能となる『A110 S エンストン』の価格は1250万円(税込)だ。

 なお、世界300台限定発売となる同モデルの日本割当分は20台となっており、9月21日(木)から10月15日(日)までの購入申込期間にオーダーが販売台数を超えた場合は、抽選販売となる。詳しくはアルピーヌ・ジャポン公式サイト(https://www.alpinecars.jp/)をチェックしてほしい。

■アルピーヌA110 S エンストン 主要装備

・専用ルーフ、ルーフアーチ(ノワールマット)
・専用カーボンエンブレム
・18インチアロイホイール(マットブラック):GT RACE
・ライトグレーキャリパー
・専用Alpine F1 Teamエンストン工場製カーボンパーツ(センターコンソール、メーターバイザー)
・専用ロゴ入りSabelt製軽量モノコックバケットシート
・マイクロファイバーステアリング、ルーフライニング、ダッシュボード、センターコンソール
・グレーステッチインテリア
・限定車専用プレート(シリアルナンバー付)
・専用フロアマット

アルピーヌA110 S エンストンのインテリア(コクピット)
アルピーヌF1チームエンストン工場製カーボンパーツ(メーターバイザー)
アルピーヌF1チームエンストン工場製カーボンパーツ(センターコンソール)
シリアルナンバー付き限定モデル専用プレート
「ALPINE ENSTONE EDITION」の専用ロゴ入りサベルト製軽量モノコックバケットシート
オプション装備の専用ユニオンジャックデカール
日本では限定20台の発売となるアルピーヌA110 S エンストン
マットブラックの18インチアロイホイール“GT RACE”
アルピーヌA110 S エンストン。アルピーヌF1のシャシーが製造されるエンストン工場内にて

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