アマチュア馬場咲希が米女子ツアー挑戦へ 2次予選会を受験

米ツアー挑戦に向けて10月に海を渡る馬場咲希 ※撮影は2023年「AIG女子オープン」(撮影/村上航)

2022年に「全米女子アマチュア選手権」で優勝したアマチュアの馬場咲希(代々木高)が米女子ツアーの来季出場権をかけた予選会(クオリファイイングトーナメント=QT)に挑戦する。10月17日(火)からフロリダ州で行われる2次予選会(ステージII)への出場エントリーを済ませた。

予選会は3つのステージ(1次、2次、最終=Qシリーズ)で形成され、参加選手は畑岡奈紗、渋野日向子らの主戦場である米女子ツアーの出場資格を争う。馬場は8月15日時点での世界アマチュアランキングで上位5位、プロを含めた世界ランキング上位400位以内のハードルをクリアして1次を免除された。

プランテーションG&CCで行われる4日間72ホールのストロークプレーの成績上位者が、11月末からの最終予選会に進出する(人数は未定)。予選カットはなく、4ラウンドを戦い抜いた選手には同ステージで敗退しても、来季の下部エプソンツアーの限定的な出場資格が付与される。

2次にはすでに8月末の1次を通過した山口すず夏、山路晶、谷田侑里香、長野未祈、伊藤真利奈が出場予定。世界ランク400位以内の資格で1次を免除された原英莉花も挑戦を明言している。

馬場は昨年、日本勢として37年ぶりに全米女子アマを制覇。来春の高校卒業を控え、ことしはメジャー4大会にも出場し、17日閉幕の「住友生命レディス東海クラシック」をアマチュアとして出場する最後のツアー競技と決めていた。

28日(木)から中国・杭州でのアジア大会にナショナルチームの一員として参加した後に米国に渡る。10月31日(火)に始まる国内女子ツアーの最終プロテスト(岡山・JFE瀬戸内海GC)にも出場する。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン