大クラッシュに見舞われた100号車STANLEY山本尚貴、再入院をチームが報告「大事を取って別の病院で精密検査」

 スーパーGT第6戦SUGO、9月17日に行われた決勝レースの41周めにGT300マシンからの接触を受けて、ストレート途中で大クラッシュに見舞われた100号車 STANLEY NSX-GTの山本尚貴に関しての続報が本日掲載されたチームリリースより明らかになった。

 大クラッシュを受けて、ドクターヘリで仙台市内の病院に搬送された山本は、骨折などの大きな外傷はなかったようでその日の夜に退院することになったが、精密検査のためにレーシングドライバーの身体管理に実績のある別の病院に移ったという。

「一旦、大事をとって、別の病院で精密検査を受けるため入院をした」と、9月19日(火)の昼頃に掲載されたチームリリースでその後の状況が明らかになった。

 ホンダのエースとして、そしてスーパーGTでもトップクラスの人気を誇るドライバーのショッキングなクラッシュだけに、決勝当日レース後も、山本はすでにサーキットを去っていたとはいえ、100号車STANLEYのガレージ裏には多くのファンが集まり、心配した表情を浮かべている姿が見られた。

 ファンだけではなく、スーパーGT、そしてスーパーフォーミュラ含め、多くのモータースポーツ関係者が山本の1日も早い復帰を願っている。

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︎STANLEY NSX-GT チームクニミツ公式サイト**

決勝後、100号車 STANLEY NSX-GTのガレージ裏に集まったファンたちが、心配した表情でクラッシュした車両を見つめる。
2023スーパーGT第6戦SUGO 山本尚貴のドライブ中に大クラッシュに見舞われたSTANLEY NSX-GT
2023スーパーGT第6戦SUGO 山本尚貴を乗せて飛び立つドクターヘリ
2023スーパーGT第6戦SUGO STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

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