Bell Energy、EV向け出張充電サービスの実証実験を開始

背景

電動車両(主にBEV・PHEV)の普及が進んでいると同時に、固定式充電器(急速充電・普通充電)の設置も急務となり各社設置を進めている。Bell Energyでは、米国SparkCharge社と共同で、「どこでも急速充電」をコンセプトに、外部入力設備不要、完全スタンドアローン設計のEV急速充電器「Roadie V2」の普及に取り組んでいる。

今般、EVユーザーに対する新サービス「電気の宅配便」の実装を見据えたニーズ調査を目的に、現場充電サービスの実証実験を実施する。

サービス概要

「電気の宅配便」とは、EVユーザーが充電スポットに出向く代わりに、急速充電器を搭載した専用車両が車両側に出向き、その場で充電を完了させる、というこれまでのEV充電の常識を180度覆すものだ。EVユーザーは、充電スポットに出向く必要がなく、事前予約を行うことによって、自宅や事業所、出先で用を済ませながらにして、急速充電サービスを受けることができる。

実証実験の概要

「電気の宅配便」の本格展開は、2024年度内を目指している。サービス開始に先立ち、Roadie V2を使った同様のサービスを実証実験の形で、先ずは当社が拠点を構える茨城県つくば市で開始する。実証実験終了後は、広範囲な事業展開を視野に入れ、サービスパートナーの募集するという。

実証期間

2023年9月19日(火)から11月30日(木)

使用製品

ポータブルEV急速充電器 Roadie V2(ローディー)

「Roadie V2」は、日本初のモジュール式ポータブル急速充電器、「どこでも急速充電」をコンセプトに、外部入力設備不要、完全スタンドアローン設計のEV急速充電器である。

▶︎Bell Energy

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