駐輪場の壁に落書きか 19歳の自称引越作業員を逮捕 相次ぐ落書きへの関与ほのめかす=静岡県警

2023年8月、静岡市葵区の駐輪場の壁に落書きをしたとして、19歳の少年が逮捕されました。静岡市内では、市街地や公園でも同様の落書きが相次いでいて、警察はこの少年が関与しているものとみて、調べを進めています。

【写真を見る】駐輪場の壁に落書きか 19歳の自称引越作業員を逮捕 相次ぐ落書きへの関与ほのめかす=静岡県警

<武前愛香記者>
「市役所前の地下駐輪場の入り口の壁にも落書きがありました。黒いインクの跡のようなものが、貼り紙には残っています」

静岡市で相次いでいた落書き事件。このうちの1つに関与した疑いで、9月19日に逮捕されたのは、自称・引越作業員の少年(19)です。警察によりますと、少年は8月29日、静岡市葵区の地下駐輪場入り口のガラス製の壁に、黒色のスプレー塗料で落書きをした疑いがもたれています。防犯カメラの映像などの解析を進めた結果、警察は少年が落書きをしたと判断し、逮捕に至りました。

取り調べに対し、少年は容疑を認めていて、ほかに被害が確認されている市役所周辺や駿府城公園など合わせて10か所での犯行もほのめかしているということです。警察は余罪について捜査を進めるほか、犯行の動機などについて追及する方針です。

© 静岡放送株式会社