【速報】地方圏住宅地31年ぶり上昇 基準地価、最高価格は銀座

国土交通省が19日発表した7月1日時点の都道府県地価(基準地価)は、地方圏の住宅地が平均で前年比0・1%の上昇となった。バブル崩壊の影響を受ける前の1992年以来、31年ぶりのプラス。低金利などを背景に、堅調な住宅需要が都市部から地方へ波及した。商業地も新型コロナウイルス禍からの回復でプラス0・5%と4年ぶりに上がり、主要4市を除く地域の平均は32年ぶりの上昇に転じた。全国平均は全用途が1・0%プラスで2年連続の上昇。最高価格は東京都中央区の「明治屋銀座ビル」で18年連続。1平方メートル当たり4010万円で、2019年以来4年ぶりの上昇となった。

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