「デジタル通貨で運用してみないか」64歳バイト女性が690万円詐取被害

滋賀県警守山署

 滋賀県警守山署は19日、野洲市のアルバイト事務員の女性(64)が、デジタル通貨の運用名目で計690万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、女性は7月19日ごろ、SNS(交流サイト)で知り合った外国人を名乗る男とメッセンジャーアプリで「日本円をデジタル通貨に両替して運用してみないか」「自身も運用しており、米国政府の監督下にある通貨なので安心だ」などと、もうけ話を持ち掛けられた。指定された口座に入金すると自身の口座に利益が振り込まれたことから、9月1日まで計3回振り込み入金したという。

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