宮島訪問税10月スタート “年払い”ハイペース 廿日市市

来月1日から宮島訪問税がスタートします。年間500円を納める年払いへの申請もハイペースで進んでいます。

松本太郎市長「税を徴収させていただくことの重みを深く認識し、世界遺産宮島の持続可能な観光地域づくりの財源として有効に活用してまいりたいと思っております」

宮島訪問税は観光客の増加に伴って、問題になっている公衆トイレ不足の解消など行政サービスに充てられます。観光客には1回入島するごとに100円をフェリー代に上乗せします。

配達やボランティアなどでよく宮島を訪れる人には1年間500円の年払いの制度があり、1319人が申請しているということです。

想定していた2千人を上回るペースで今月23日、24日、30日にも臨時の申請窓口を開設します。

廿日市市は宮島訪問税で今年度1億400万円の税収を見込んでいます。

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