シトロエン、プラグインの『C5エアクロスSUV』に漆黒の限定車“エディション・ノアール”を設定

 ブランド創業100周年を迎えた2019年に登場し、シトロエン初のSUVとして新時代を切り拓いたシトロエンの『C5 AIRCROSS SUV(C5エアクロスSUV)』に、ボディ全体をブラックでコーディネートし、サイズアップした専用の19インチブラックアルミホイールを装着した限定車『C5 AIRCROSS PLUG-IN HYBRID Edition Noire(C5エアクロス・プラグインハイブリッド・エディション・ノアール)』が登場。9月14日より発売開始となっている。

 最新世代のサスペンション技術により、往年のハイドロ時代のような「魔法の絨毯のような乗り心地」を実現したC5エアクロスSUVは、昨年11月にも最新デザインコードによるV字型シグネチャーライトを採用した新世代フェイスに変貌を遂げたうえで、今年の6月には一部仕様変更を実施。

 プラグインハイブリッド(PHEV)の駆動用バッテリーの電力量を13.2kWhから14.2kWhへとアップさせ、EV走行可能距離を65kmから73kmへと約12パーセント伸ばすなど、より長い距離をモーターのみで走行することが可能となった。

 全長4500mm、全幅1850mm、全高1710mmというCセグメントSUVとしてゆとりのあるサイズを基本に、インテリアでも上質と快適性を追求した室内空間が広がり、全座席に快適な座り心地をもたらすシトロエン独自のアドバンストコンフォートシートを採用。ベースに低反発効果のある高密度ウレタンを用い、表層部に15mmの厚さでやわらかなスポンジを挟む手法が用いられ、高密度フォームと厚みのある構造が生み出す姿勢保持とダイナミックなコンフォート性能は、長距離ドライブの疲労を軽減する。

 その室内空間を支える脚元には、シトロエン独自のハイドロニューマチックサスペンションの流れを汲む最新システム、プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)を全車に標準装備。ショックアブソーバー内にセカンダリーダンパーを組みこむことで、従来のシステムでは吸収しきれなかったショックを抑制し、ゆったりとした豊かで快適な乗り心地を実現している。

 そんな同車に設定された今回の限定車は、カタログモデルの“シャイン・パック・プラグインハイブリッド”をベースに、通常の設定にはない漆黒のような深い光沢が特徴のノアールペルラネラをボディカラーに採用。

 さらに通常の18インチ切削ホイールに代えて、専用19インチフルブラックアルミホイールを装着し、ボディ全体をブラックで統一した都会的な雰囲気を演出する。

 その他の装備はベース車に準じ、上質なナッパレザーと座面や背もたれの通気性を高めるパーフォレーテッドレザーを組み合わせたコンビネーションレザーシート、フロントシートヒーターや“MyCitroen”アプリを介したリモート操作により、予め出発時刻に合わせて車内を快適な温度にするプリコンディショニングや充電開始時刻の設定が可能なeリモートコントロールなど、快適性や利便性を高める装備が充実している。

 PHEVパワーユニットは1.6リッターの直列4気筒直噴ガソリンターボ(180PS/300Nm)に、最高出力110PS、最大トルク320Nmを発揮する電動モーターと容量14.2kWhのリチウムイオンバッテリーを備え、システム総合225PS/360Nmを誇る。日本導入は限定30台とされ、価格は674万円(税込)となっている。

シトロエン コール TEL:0120-55-4106
公式サイト:https://www.citroen.jp/models/c5-aircross-suv.html

通常の設定にはない漆黒のような深い光沢が特徴の”ノアールペルラネラ”のボディカラーを採用した
上質なナッパレザーと座面や背もたれの通気性を高めるパーフォレーテッドレザーを組み合わせたコンビネーションレザーシートを備える
フルサイズの3座独立リヤシートやADAS(先進運転支援システム)を採用し、長距離ドライブも快適に楽しめるSUVとなっている

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