らんまん第123回・図鑑完成目前で、関東大震災に見舞われる

草花をこよなく愛する植物学者が、天真爛漫に世を駆け抜けていく姿を描く連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。第123回(9月20日放送)では、万太郎の長年の夢だった図鑑の完成目前で関東大震災が発生する。

瓦礫の山のなか、標本を持って避難する万太郎(神木隆之介)(C)NHK

大正12年9月1日。主人公・万太郎(神木隆之介)が長い年月を費やして手掛けてきた図鑑が、ついに完成しようとしていた。万太郎は、資産家・永守(中川大志)がいる神戸に旅立つ準備を、妻・寿恵子(浜辺美波)と娘・千歳(遠藤さくら)は昼食の準備をしていた。

万太郎たちがいつも通りの日常を送っていたその時、関東で大震災が発生。火災も起き、各地で甚大な被害が出る。「大畑印刷所」で働く虎鉄(濱田龍臣)は、大畑(奥田瑛二)とともに消火活動にあたり、万太郎、娘の千鶴(本田望結)たちは、持てるだけの標本をもって渋谷へと避難し・・・。

本作は、「日本の植物学の父」と謳われる牧野富太郎(まきのとみたろう)の人生をモデルに、愛する植物のために情熱的に突き進む植物学者とその妻の波乱万丈な生涯の物語。放送は、NHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。

© 株式会社京阪神エルマガジン社