遠藤さくら演じる千歳が結婚、花嫁姿にSNS「泣かせないで」

植物をこよなく愛する主人公・槙野万太郎が、上京し植物学をひたすら追求する連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。9月19日放送の第122回では、万太郎が大学を辞めた頃、万太郎一家に新たな変化が訪れるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

千歳(手前左、遠藤さくら)と虎鉄(手前右、濱田龍臣)が結婚し、家族写真を撮る槙野家(C)NHK

神社合祀令で神社の植物が伐採されることを知り、徳永教授(田中哲司)に辞表を出した万太郎(神木隆之介)。植物学教室を去る日、旧友の佑一郎(中村蒼)と再会。それぞれ別の道を行く万太郎と佑一郎だが、「目指す場所は同じ」と確認しあう。

そして時代が明治から大正に移り変わるころ、娘の千歳(遠藤さくら)と助手の虎鉄(濱田龍臣)が結婚する。万太郎と妻・寿恵子(浜辺美波)は、千歳がここまで育ったことを喜びながら、2人の結婚を心から祝福するのだった。

万太郎・寿恵子の第2子である千歳が結婚するシーンが描かれた今回の放送。娘の園子を亡くした過去を持つ槙野夫妻が「長生きしてほしい」という思いを込めて育てた千歳だけに、晴れ姿に涙する視聴者も。

千歳が寿恵子がかつて着た花嫁衣装を身にまとい現れたシーンでは、「うわぁー泣いた 千歳ちゃん虎鉄くんおめでとう!!」「園ちゃんを思い出す寿恵ちゃんに泣いた」「朝から泣かせないでください」などの声が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「千歳ちゃん」「虎鉄くん」がトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。9月20日放送の第123回では、万太郎たちが暮らす地域で「関東大地震」が起こる。

文/つちだ四郎

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