窓ガラスを割り寺や住宅に侵入…現金や腕時計など盗み繰り返したか 15件の事件で3人を検挙=静岡県警

山梨県や岐阜県内の寺などを狙い、盗みを繰り返したとして20代の男3人を検挙したと、警察が発表しました。

警察によりますと、住所不定で建設作業員の男(22)、群馬県桐生市の会社員の男(23)、群馬県太田市の足場工の男(22)の3人は2023年2月、山梨県内の寺や周辺の住宅などに忍び込み、現金や腕時計を盗んだ疑いで逮捕されています。その後の捜査で、岐阜県内でも同様の盗みを繰り返したとみられることがわかりました。検挙、解決した事件は15件にのぼります。

3人はいずれも窓ガラスを割って建物内に侵入し、犯行に及んだとみられ、盗まれたのは、現金約54万円と腕時計など合計18点で、被害総額は約290万円にのぼるということです。

3人は2023年2月、静岡県小山町の駐車場で、警察官から職務質問を受けた際、逃げるなどしたとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕され、3人が乗っていた車を調べたところ、車内から現金などが見つかり、事件への関与が明らかになりました。

警察は、3人とは別に指示役がいるとみて、捜査を進めています。

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