ライプツィヒは19日、チャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でヤング・ボーイズとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利した。
昨季はマンチェスター・シティの前にベスト16で敗れた5季連続出場のライプツィヒは、ブンデスリーガで3勝1敗と良好なスタートを切った中、早くもチームにフィットしている新戦力のシャビ・シモンズとオペンダを先発で起用した。
2季ぶり3度目出場のヤング・ボーイズに対し、オペンダとポウルセンの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだライプツィヒが立ち上がりから好機を連発すると、勢いそのまま開始3分に先制する。ラウムの右CKからシマカンのヘディングシュートが決まった。
先制後、徐々にリスクを避けて自陣に構える形としたライプツィヒがヤング・ボーイズの攻撃を受け止めていたが、33分に失点。ウグリニッチのダイレクトパスを受けたエリアにペナルティアーク左からトゥキックシュートを決められた。
ハーフタイムにかけても守勢を強いられたライプツィヒは1-1で前半を終えた。
迎えた後半、52分にライプツィヒはPKを獲得しかける。シャビ・シモンズがボックス内に侵入し、GKラチョッピに倒されるもVARの末、ファウルはなかったとの判断となった。
さらに62分、ラウムのFKからオペンダが決定的なダイビングヘッドを放ったが、GKラチョッピの好守に阻まれた。攻勢のライプツィヒは5分後、再びラウムのFKから途中出場のシェシュコがヘッド。ネットを揺らしたが、わずかにオフサイドに阻まれる。
それでも73分、ついに勝ち越しゴールを奪いきる。ショートコーナーの流れからボックス手前中央のシェラーガーがミドルシュートを蹴り込んだ。
終盤にかけても主導権を渡さなかったライプツィヒは追加タイムにカウンターからシェシュコが3点目を決めて勝負あり。初戦を勝利で飾っている。