退場判定にも救われたボルシアMG、3点ビハインドからダルムシュタットにドロー【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ボルシアMGは17日、ブンデスリーガ第4節でダルムシュタットとのアウェイ戦に臨み、3-3で引き分けた。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場している。

代表ウィーク前の前節バイエルン戦では板倉が先制ゴールを決めたものの、逆転負けとなったボルシアMG。1分け2敗スタートと苦しいシーズンインとなった中、板倉が[4-2-3-1]の左センターバックでスタメンとなった。

3連敗スタートのダルムシュタットに対し、ボルシアMGは出鼻を挫かれる。立ち上がりからダルムシュタットにの圧力に押されると、8分に失点。

ロングボールに抜け出したメーレムにそのままシュートを決められた。さらに2分後、リードを広げられる。CKの流れからマグリツァにヘディングシュートを叩き込まれた。

主導権を握れないボルシアMGは31分にスカルケにポスト直撃のシュートを打たれると、33分に3失点目。FKの流れからルーズボールをボックス内のスカルケにシュートを蹴り込まれた。

良いところなく3失点を喫したボルシアMGは迎えた後半、ストライカーのクヴァンカラを投入。するとキックオフ直後、そのクヴァンカラが絡んでVARの末にPKを獲得。ハンドを犯したと判断されたマグリツァには厳しい判定でレッドカードが提示された。

しかしボルシアMGはキッカーのクヴァンカラがシュートをGKシューヘンに止められてしまう。

それでも56分、ライツのドリブル突破からジョーダンが1点を返したボルシアMGは、73分にノイハウスが1点差に詰め寄るゴールを挙げると、78分に同点とする。板倉のクサビのパスを起点に、クヴァンカラがボックス手前から強烈なミドルシュートを叩き込んだ。

終盤にかけても攻勢を続けたボルシアMGだったが、反撃はここまで。逆転には至らなかったものの、3点差を追いつき勝ち点1を挙げている。

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