〈サンダーバーズ・日本海リーグ〉西武2軍に完封リレー 大谷、ピンチで好投

ランナーを出すも三振を奪った大谷=高岡市のボールパーク高岡

 日本海リーグ・富山GRNサンダーバーズと埼玉西武ライオンズファームの交流戦が19日、高岡市のボールパーク高岡で行われた。富山は大谷輝龍(小松市出身、小松大谷高OB)をはじめとした投手リレーが功を奏し、1―0で勝利、観客を魅了した。

 富山は先発の林悠太に続き、三回以降に大島嵩輝、下沢慎吾、瀧川優祐、大谷、日渡柊太、快、山川晃司が1イニングごとに交代して西武の強力打線を無失点で抑えた。大谷は六回表に安打と打撃妨害で一死満塁のピンチを迎えるが、ストレートを武器に後続打者を三振で打ち取った。続く六回裏、ヒットを絡めて押し出し四球で先制した。

 大谷は「ボールが走っていた感覚だった」と振り返った。日本独立リーググランドチャンピオンシップに向けて「160キロを投げて優勝したい」と力を込めた。

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