チャンピオンズリーグ(CL)グループE開幕節、パリ・サンジェルマン(PSG)vsドルトムントが19日に行われ、2-0でPSGが快勝した。
昨季はバイエルンの前にベスト16で敗れたPSGは、直近のニース戦で今季初黒星を喫し、リーグ・アンで2勝2分け1敗スタートとなった中、ムバッペ、デンベレ、コロ・ムアニの3トップで臨んだ。
一方、チェルシーの前にベスト16で敗れたドルトムントは、ブンデスリーガで2勝2分けスタートとなった中、不調のアラーをベンチスタートとし、マレンとアデイェミの2トップとする[5-3-2]で臨んだ。
5バックを敷くドルトムントに対し、PSGが押し込む展開で推移。すると19分にはボックス内からヴィティーニャの放ったシュートがポストに直撃した。
その後、ザビッツァーが負傷したドルトムントがエンメチャを投入したのに対し、引き続きハーフコートゲームを展開したPSGは39分、CKの流れからデンベレのシュートがGKを強襲。しかしゴールレスで前半を終えた。
それでも迎えた後半開始2分、PSGがPKを獲得する。ムバッペのシュートがボックス内のジューレの手に当たった。このPKをムバッペが決めてPSGが先制した。さらに58分、ヴィティーニャとのパス交換からハキミが決めてPSGに追加点が生まれた。
ハキミの恩返し弾でリードを広げられたドルトムントはフュルクルクとロイスを投入。しかし終盤にかけても好機を作れずPSGが快勝。
ミラン、ニューカッスルが同居する最激戦のグループ初戦をPSGが制している。