猫のセンター長、3代目は雄「とらまる」に こうべ動物共生センター、6カ月で抜擢「頑張るにゃ」

3代目センター長に就任するとらまる(神戸市提供)

 保護された犬猫の譲渡などを担う神戸市の「こうべ動物共生センター」(北区しあわせの村)で、3代目センター長に猫の「とらまる」(雄、6カ月)が就任することが決まった。1年間の役目を終えた2代目「ラピ」(雌、1歳)は新たな飼い主を募っている。

 同センターでは2021年10月のオープンから今年7月末までに猫70匹、犬33匹を新たな飼い主に譲渡し、動物との共生について学ぶプログラムも企画している。初代センター長は「みお」、2代目はラピが務め、それぞれインスタグラムでの発信や来館者への接客などを担ってきた。

 3代目に決まったとらまるは、茶トラ模様で好奇心旺盛な性格。就任に向けて「センター長なんて荷が重いけど、たくさんご褒美くれるみたいだから頑張るにゃ」などとコメントを寄せている。

 交代式は24日午前11時から同センターで開かれ、感謝状の授与や首輪の引き継ぎ式などが予定されている。ラピの飼い主の募集は25日~10月8日。複数の申し込みがあれば抽選になる。同センターTEL078.747.3061 (井沢泰斗)

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