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ラグビーの釜石シーウェイブス(SW)RFCのSO中村良真(28)は訪問型ラグビー教室を自ら企画し、魅力発信に力を入れている。競技人口の減少に危機感を持ち、6月から青森県内で活動。19日は盛岡市内で県内第1弾の教室を開いた。教員免許を持つ釜石SWの司令塔は、競技を通して子どもの成長をアシストする。
19日は盛岡市の仁王児童センターで、タグラグビーで児童と交流。楕円(だえん)球を手にした子どもたちは目を輝かせて体を動かした。
八戸市出身の中村は「ラグビー人口の深刻な状況を肌で感じ、何とかしたいという思いがあった」と「訪問型ラグビー教室プロジェクト」を立ち上げた。帝京大で保健体育の教員免許を取得しており「コロナ禍で閉鎖的になっている子どもたちに仲間意識を持って動いたり、走り回ったりする機会をつくりたい」と、シーズンオフの6月から青森県内で始動した。
ラグビー教室の問い合わせは(ryoma.nakamura.info@gmail.com)へ。