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子どもたちが仕事の疑似体験を通じて社会の仕組みを学ぶイベント「ながさKids☆Town」が17日、長崎市常盤町の長崎シビックホールであり、小中学生約120人が架空のまちで働いて給料をもらい、納税や買い物に挑戦した。
同市のNPO法人インフィーニティーと国立諫早青少年自然の家が主催。子どもたちはハローワークで仕事を見つけて働き、仮想通貨の「ステラ」を稼ぐ。税務署で納税し、残ったステラで買い物ができる仕組み。
会場には、カフェや雑貨店、工場などのブースが設けられた。木工ペンダントを作る仕事を体験した大村市立放虎原小6年の田中重成君(11)は「自分で作ったり、お客さんに作り方を教えたりして楽しかった。お金をもらえてうれしい。遊ぶのに使いたい」と話した。