新栃内病院、10月2日開院 新築移転、9月25~30日外来休止

10月2日に開院する栃内病院

 盛岡市肴町の栃内病院(白石秀夫院長)は同市西仙北に新築移転し、10月2日に開院する。病床数は19減の90床となるが全て個室化。感染症対策の強化やリハビリ施設の充実を図り、これまで以上に患者に寄り添った医療を提供する。

 現在地から南に1.7キロのJR仙北町駅西側に6月末に完成。鉄筋コンクリート、一部鉄骨造り5階建て(延べ床面積約5400平方メートル)で、80台分の駐車場を整備した。総事業費約25億円。現病院跡地は盛岡市のために活用する方針だ。

 移転に伴い、25~30日は外来患者の受け入れを休止する。白石院長(62)は「患者さんの早期回復を願い、病院機能を充実させた。これからも県民の皆さんのために尽くしていきたい」と力を込める。

 

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