「米国がサイバー攻撃」 中国国家安全省

 【北京共同】中国国家安全省は20日、通信アプリ、微信(ウィーチャット)の公式アカウントへの投稿で「米国は、中国やロシアなど世界45の国・地域を対象に10年以上にわたるサイバー攻撃を展開している」と主張した。科学技術や経済、エネルギー、軍事をはじめとする重要分野を攻撃のターゲットにしているとも指摘した。

 サイバー攻撃の具体例として、米国の情報部門による2009年の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)サーバーへの侵入・監視や、22年の西北工業大に対するサイバー攻撃を挙げた。

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