ブルージェイズ・菊池が10勝目 8度目の挑戦で自身初の2ケタ勝利

【ブルージェイズ7-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ブルージェイズは先発の菊池雄星が左僧帽筋のけいれんにより6回途中で降板したものの、82球を投げて被安打4、奪三振7、与四球1、失点1と安定したピッチングを披露。日本時間8月3日のオリオールズ戦で9勝目を挙げてから7試合連続で白星なしとなっていたが、10勝目(6敗、防御率3.74)をマークし、自身初の2ケタ勝利を達成した。ヤンキース先発のクラーク・シュミットは5回4安打4失点で9敗目(9勝)を喫している。

現在ワイルドカード争い2位のブルージェイズは、残り12試合が敵地でヤンキース3連戦&レイズ3連戦、本拠地でヤンキース3連戦&レイズ3連戦というスケジュール。その初戦は菊池の力投もあって7対1で快勝し、2年連続のプレーオフ進出に向けて弾みをつけた。

1回表にジョージ・スプリンガーの20号先頭打者アーチで先制した直後、1回裏にグレイバー・トーレスのタイムリー二塁打で追いつかれたが、4回表にキャバン・ビジオのタイムリーで勝ち越しに成功。5回表にはボー・ビシェットが19号2ランを放ち、リードを3点に広げた。

菊池は6回裏先頭のDJ・ラメイヒューに四球を与えたところで降板したが、リリーフ陣が無失点リレー。9回表にアレハンドロ・カークの7号2ランなどでダメ押しの3点を奪い、ヤンキース3連戦の初戦に7対1で快勝した。

菊池の降板理由について、ブルージェイズは「左僧帽筋のけいれん」と発表。重要な試合が続くだけに、今後の登板への影響が心配される。

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