元気寿司が食べて応援! 宮城県産大ぶりホタテ 輸入停止受け、魚べいで数量限定

東北応援フェアで提供するホタテ

 元気寿司(宇都宮市大通り2丁目、藤尾益雄(ふじおみつお)社長)は19日、宮城県産のホタテを特別価格で販売する企画「食べて応援! 魚べい×東北応援フェア」を始めた。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出で中国が日本産水産物の輸入を停止したことを受け、国内での水産物の消費拡大促進を図る。

 フェアは同社が全国で運営するすしレストラン「魚べい」で実施する。中国の輸入停止で影響を受ける水産事業者を応援しようと、同社が宮城県女川町の水産加工会社と連携して企画した。元気寿司によると、特に大きな打撃を受けているホタテに焦点を当て、消費拡大を目指す。

 フェアでは、女川湾で養殖された「特大ほたて」(1貫280円)を提供する。餌となるプランクトンが豊富な女川湾産のホタテは、大ぶりでうまみが多く含まれていることが特長という。数量限定で、なくなり次第終了。

© 株式会社下野新聞社