「本当にこの子嫌だ」保育士が不適切発言のこども園 町が行政指導「職員間で情報共有がない」保護者から音声が寄せられ発覚

愛知県東郷町の認定こども園で発覚した不適切保育で、東郷町は園に対して職場環境の改善などを求め、文書による行政指導を行いました。

この問題は8月、東郷町の認定こども園「太陽わごうこども園」で、1歳児クラスの保育士4人が、園児に対し「本当にこの子嫌だ」などと不適切な発言をしていたものです。

保護者から、園の様子を録音した音声が町に寄せられて問題が発覚し、不適切な発言をするなどした保育士5人は、すでに自主退職しています。

町はこれまでに全職員に聞き取り調査を行うなどして、不適切保育があったと認定。その上で「職員間で情報共有がないなど、職場環境が当該事案につながった可能性がある」として、情報共有ができる職場環境の整備などを求め、19日付けで文書による行政指導を行いました。

町は20日午後に会見を開き、指導内容や第三者委員会の設置について説明する予定です。

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