8月のコンビニ売上高6%増 猛暑でアイス、ドリンク好調

 日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した主要コンビニ7社の8月の既存店売上高は前年同月比6.1%増の1兆28億円となり、18カ月連続で前年を上回った。猛暑でアイスクリームやソフトドリンクの販売が好調だった。物価高による値上げも寄与した。

 来店客数は5.1%増の13億7431万人で8カ月連続のプラスだった。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初の夏休みでイベントが復活し、人出が増えた。おにぎりや菓子、酒類といった行楽用の商品も売れた。

 1人が1回の買い物で使う金額を示す平均客単価は0.9%増の729円。新規出店を含む店舗数は0.2%減の5万5810店だった。

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