駅弁食中毒疑い、295人に 青森で製造、24都県報告

青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の本社=20日午前

 青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の駅弁を食べた全国の人に食中毒が疑われる症状が相次いだ問題で、同市保健所は20日、体調不良者は速報値で295人に上ったと発表した。重い症状の報告はないが、人数はさらに増える可能性がある。保健所には1都23県から体調不良に関する情報が寄せられた。

 保健所によると、対象商品は吉田屋が本社で製造したウニやイクラなど海鮮を使った駅弁11種類で、消費期限が今月16日、17日のもの。駅売りの他、複数の商社を通じて全国のスーパーなどで販売された。

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