【全仏オープン】男子18選手!! ラケット調査!

やっぱりテニスはおもしろい! と再認識させてくれた全仏オープンもあと数日を残すのみ。そんな中で特別企画、男子選手を対象にラケット調査を実施した。ウイルソン編、バボラ編、ヘッド編、ヨネックス編と分けてご紹介する!


Wilson<ウイルソン>

Kei Nishikori

■錦織 圭(日清食品)

▶︎ウルトラツアー95CV V3.0 /ULTRA TOUR 95CV V3.0

★自身のシグニチャーモデルと言っても過言ではないウルトラツアー95CV、その2020年版コスメを使用中。ストリングは縦にウイルソン「ナチュラル」、横にルキシロン「エレメント」を使用している。

Stefanos Tsitsipas

■ステファノス・チチパス(ギリシャ

)

▶︎ブレード98 18×20 V7.0 /BLADE 98 18x20 V7.0

★バージョン7.0のブレードを使用。ストリングパターンは18×20、プロで最も使用されているラケットである。

Karen Khachanov

■カレン・カチャノフ(ロシア)

ブレード98 18×20 V7.0 /BLADE 98 18x20 V7.0

★一時はウイルソンから離れて、HEADと契約したが、使用した期間はわずか…。またウイルソンに出戻り。使い慣れた?ブレードを使用している。

Hugo Gaston

■ヒューゴ・ガストン(フランス)

ブレード98 16×19 V.7.0 /BLADE 98 16x19 V7.0

★★今大会で躍進を見せた一人。そのポーカーフェイスも魅力だが、ドロップショットの精度は芸術の粋! あの対戦がなかったらティエムももしかしたら…。BLADERながら16x19は珍しい

Pablo Carreno Busta

■パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)

▶︎ブレード98 18×20 V7.0 /BLADE 98 18x20 V7.0

★USオープンでベスト4、全仏でベスト8と好調ぶりを見せたカレーニョ・ブスタは18×20のBLADEを使用。振動止めは、顔のイラストが楽しいポイント型のウイルソン「EMOTISORB DAMPENERS」。

David Goffin

■ダビド・ゴファン(ベルギー)

▶︎ブレード98 18×20 V7.0 RG /BLADE 98 18x20 V7.0 RG

★ボール、ストリンギングサービスなど、今年から全仏のオフィシャルサプライヤーになったウイルソン。その記念に作られたモデルでプレー。1回戦敗退はちょっと残念。


HEAD<ヘッド>

Novak Djokovic
■ノバク・ジョコビッチ(セルビア)

▶︎ グラフィン360+ スピードXプロ /GRAPHENE 360+ SPEED X PRO
★シリーズ設立10周年を祝して作られたモデルを使用。ブラック×ゴールドで見た目もクール。いつも通りフェイス部の3時・9時にはかなりの量の鉛を貼っている。

Diego Schwartzman
■ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)

▶︎グラフィン360ラジカルMP /GRAPHENE 360 RADICAL MP
★大躍進のシュワルツマンが使用しているのは、ずっとラジカルシリーズを使用。MPと言われている。…のだが、ストリングパターンは18×20(MPの市販は16×19)のものを使用している。

Alexander Zverev
■アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)

▶︎グラフィン360+ グラビティプロ/Graphene 360+ Gravity Pro
★自身のシグニチャーモデルと言っても過言ではないグラビティプロでプレー。ラケットの両面でカラーが変わる斬新なコスメが特徴。大会では4回戦でシナーに惜敗となっている

Jannik Sinner
■ヤニック・シナー(イタリア)

▶︎グラフィン360+ スピードMP /GRAPHENE 360+ SPEED MP
★大躍進を見せた19歳、その武器はスピードMPだった。スロート部内側には「SINNER J」と刻まれている。ストリングは同じくヘッドのホークタッチでは? と言われている。

Matteo Berrettini
■マッテオ・ベレッティーニ (イタリア)

▶︎グラフィン360+エクストリームMP / GRAPHENE 360+ EXTREME MP
★ヘッドの最新モデルを使用。その中身はMicrogel Extremeのプロストックだ、という噂も出ている。シナーと共に、イタリア勢、これから楽しみだ!


Yonex<ヨネックス>

Yoshihito Nishioka

■西岡良仁(ミキハウス)

▶︎ブイコア98リミテッド / VCORE 98 LIMITED

★1回戦でオジェ・アリアシムを翻弄したテニスは痛快だった! ブイコア98の限定カラーを使用中だ。

Denis Shapovalov

■デニス・シャポバロフ(カナダ)

▶︎ブイコア95 / VCORE 95

★ブイコア95を使用。オーバーグリップテープの上に見えるのは、元グリ赤? それとフレームがグロス感あるような? 選手仕様なのかもしれない。

Stan Wawrinka

■スタン・ワウリンカ(スイス)

▶︎ブイコアプロ97 /VCORE PRO 97

★ワウリンカといえば、激ムズラケットの一つ「ブイコアプロ」。そのカラーリングは、彼の意向が入っているのだとか。オーバーグリップを上まで巻ききらない無骨さが、カッコよく見える。

Daniel Altmaier

■ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)

▶︎イーゾーン98 /EZONE 98

★全仏ではベレッティーニを倒して4回戦へ。名前を売ったアルトマイヤーはイーゾーン98を使用。


不明

Andrei Rublev

■アンドレイ・ルブレフ (ロシア)

ヘッド?

ブラックコスメラケット

★かつてはウイルソンのプロスタッフ97(プロ用のSix One 95という説も)を使用していたが、今年からブラックコスメラケットを使用。HEADのグラビティプロと言われているが、真偽はどうか!?

© 株式会社キャピタルスポーツ