全仏オープンラケット調べ、今度は女子編!16選手のラケットを紹介していこう。
※シングルス 出場選手よりセレクト
Wilson<ウイルソン>
Simona Halep
■シモーナ・ハレプ(ルーマニア)
▶︎ブレード98 16×19 V7.0 /BLADE 98 16x19 V7.0
★優勝候補と言われていたが、シフィオンテクに3ゲームしか奪えないという完敗。かつてはBURN 100 CVを使っていたが、現在はBLADEを使用している。
Petra Kvitova
■ペトラ・クビトワ(チェコ)
▶︎プロスタッフ97 V13.0? /PRO STAFF 97 V13.0?
★2度のウィンブルドン女王は、ベスト4で惜敗。強気に攻撃的なプレーを押し通していた。コスメはプロスタッフV13.0のものであるが、全体にグロス感が。フレーム形状もラウンド。プロストックのSix One.か?!
Elina Svitolina
■エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ)
▶︎ブレード98 16×19 V7.0 /BLADE 98 16x19 V7.0
★優勝もある?と思いきや、4回戦でポドロスカに敗戦。おなじみBLADEでプレー。ウイルソンのサイトでは4Gを使用と出ているが、色から察するにアルパワーシリーズのようだ。
Ons Jabeur
■オンス・ジャバー(チュニジア)
▶︎プロスタッフ97L V13.0 /PRO STAFF 97L V13.0
★バージョン13となり、大きく進化したプロスタッフ97Lを使用。ストリングはシルバーなのでアルパワーシリーズか。結び目がいくつか見えるので、縦横で種類かゲージを変えているのだろう。
Shuai Zhang
■ジャン・シューアイ(中国)
▶︎プロスタッフ97 V13.0 /PRO STAFF 97 V13.0
★全仏4回戦まで勝ち上がり。ジャンは、プロスタッフ97を使用。写真を見ても分かるとおり、フェイス部トップが光っているのは、鉛でなく、光の反射なのであしからず。
Prince<プリンス>
Iga Swiatek
■イガ・シフィオンテク(ポーランド)
▶︎ツアー100(290g) / Tour 100 (290)
19歳にして、大活躍を見せたシフィオンテク。そのラケットはプリンスのツアー100(290g)と報道されている。ステンシルが入っていないのは「私は契約しないで使っている」から。ラケットについては会見で、下記コメントもしている。大会後、契約争奪戦になるか!?
「プリンスのラケットで長いことプレーしていて、他のラケットを試す時間もなかった。他の選手より軽いかどうかわからない。重いボールが打てることもわかっている。今使っているラケットに慣れたところだけど、(来年に向けて)プレシーズンで違うラケットをテストするかもしれない。ただ、大変になるかもね。このラケットで5年ほどプレーしているから」
YONEX<ヨネックス>
Fiona Ferro
■フィオナ・フェロ(フランス)
▶︎ブイコア100 /VCORE 100
★地元フランスとあって、大きな声援もあったが、4回戦でケニンに敗退。49位の選手なのだが、ウエアはメーカーの印なし。かつてはニューバランスを着ていたのだが。
Caroline Garcia
■キャロライン・ガルシア(フランス)
▶︎ブイコア100 /VCORE 100
★4回戦までコマを進めた地元フランスのガルシア。スロート部内側には、「Caroline」と名前が刻まれている!
Nao Hibino
■日比野菜緒(ブラス)
▶︎ブイコア100リミテッド /VCORE100 LIMITED
★全仏オープンでは初の2回戦進出。一つ壁を乗り越えた! 使用していたのは、ブイコア100のスペシャルカラー。メーカーサイトによると、ストリングは「POLYTOUR STRIKE 125」を使っているとのこと。
Laura Siegemund
■ローラ・シゲムンド(ドイツ)
▶︎イーゾーン100 /EZONE 100
★ベスト8までコマを進めたが、クビトワにストレートで敗れてしまった。強烈に目を奪われるのは振動止め。亀のイラストの振動止めは、ガンマ社「ズーダンプ」だ。