【今日の日本人メジャーリーガー】前田健太5回零封6勝目 菊池雄星5回1失点で二桁勝利 鈴木誠也19号弾

写真:自身初の二桁勝利を挙げたブルージェイズの菊池雄星

ツインズの前田健太はレッズ戦に登板し、5イニングで8奪三振1与四球、被安打1で無失点。4回裏にスティアーのツーベースヒットなどでピンチを迎えるものの、センターのカストロが好プレーを見せ無失点で切り抜けた。

チームは2回に1点を先制すると、その後も効果的に得点を重ね7-0で勝利。前田は今季6勝目を手にした。ガーディアンズが敗れたためチームの優勝へのマジックナンバーは3に。いよいよ地区優勝が目前に迫ってきた。

ブルージェイズの菊池雄星はヤンキース戦に先発登板。5イニングを投げて7奪三振1失点で10勝目をあげた。チームはジョージ・スプリンガーのホーム欄で1点を先制すると、その裏に同点に追いつかれるものの4回にキャバン・ビジオのタイムリーヒットで勝ち越しに成功。その後も着実に得点を重ね、7-1で勝利した。

ブルージェイズは現在アメリカン・リーグのワイルドカード2位。ワイルドカード3位には1ゲーム差でレンジャーズとマリナーズが並んでいるため楽な状況ではないものの、一歩リードしている形だ。

カブスの鈴木誠也はパイレーツ戦に「4番・右翼」で先発出場。3回裏に19号ソロホームランを放つなど4打数3安打1打点の活躍。チームは大量14得点で勝利し、連敗を5で止めた。なお、この日レッズが敗れたためカブスはプレーオフ進出圏内を維持した。

レッドソックスの吉田正尚はレンジャーズ戦に「4番・左翼」で先発出場。3回表に勝ち越しのタイムリーヒットを放ち2打点を記録した。吉田が打点をあげたのは9月4日以来。しかしチームは6回に逆転を許し、一度は追いついたものの7回に再び勝ち越されてそのまま敗れた。

カージナルスのラーズ・ヌートバーはブリュワーズ戦に「1番・中堅」で先発出場。2安打1四球で3出塁し、1番打者の役割を果たした。チームは初回に2点を先制したものの、4回に逆転を許し、3-7で敗れた。

前田健太(ツインズ)
対レッズ(◯7-0)先発登板
【1回裏】 2三振を奪うなど三者凡退
【2回裏】 1三振を奪い三者凡退
【3回裏】 2三振を奪うなど三者凡退
【4回裏】 二死からツーベースを浴びるなどピンチを背負うものの無失点
【5回裏】 2三振を奪うなど三者凡退
◆今日の成績 5回 奪三振8 被安打1 与四球1 無失点
◆今季の成績 6勝7敗 101イニング 奪三振112 防御率4.28 WHIP1.18

菊池雄星(ブルージェイズ)
対ヤンキース(◯7-1)先発登板
【1回裏】 グレイバー・トーレスにタイムリーツーベースヒットを浴び同点に追いつかれる
【2回裏】 ランナーを出すも無失点
【3回裏】 先頭打者をヒットで出すも無失点
【4回裏】 三者凡退に抑え無失点
【5回裏】 三者凡退に抑え無失点
◆今日の成績 5回 奪三振7 被安打4 与四球1 失点1 
◆今季の成績 10勝6敗 158 2/3イニング 奪三振170 防御率3.74 WHIP 1.24

鈴木誠也(カブス)
対パイレーツ(◯14-1)「4番・右翼」スタメン
【第一打席】 1回裏一死走者なし 四球
【第二打席】 3回裏一死走者なし センターへのホームラン
【第三打席】 5回裏二死走者なし センターへのヒット
【第四打席】 7回裏二死走者なし センターフライ
【第五打席】 8回裏一死走者なし センターへのツーベースヒット
◆今日の成績 4打数3安打 四球1 本塁打1 打点1
◆今季の成績 打率.279 本塁打19 打点66 盗塁6 出塁率.351 OPS.832

吉田正尚(レッドソックス)
対レンジャーズ(●4-6)「4番・左翼」スタメン
【第一打席】 1回表二死1塁 セカンドゴロ
【第二打席】 3回表二死2、3塁 センターへのタイムリーヒット
【第三打席】 6回表無死走者なし 見逃し三振
【第四打席】 8回表無死走者なし ショートゴロ
◆今日の成績 4打数1安打2打点
◆今季の成績 打率.285 本塁打15 打点70 盗塁8 出塁率.338 OPS.782

ラーズ・ヌートバー(カージナルス)
対ブリュワーズ(●3-7)「1番・中堅」スタメン
【第一打席】 1回裏一死走者なし レフト前ヒット
【第二打席】 2回裏二死走者なし 四球
【第三打席】 4回裏二死1塁 ライト前ヒット
【第四打席】 6回裏二死1塁 センターライナー
【第五打席】 9回裏無死走者なし 空振り三振
◆今日の成績 4打数2安打 四球1
◆今季の成績 打率.265 本塁打13 打点43 盗塁11 出塁率.373 OPS.798

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