開幕が遅れた全豪に
トップ選手が軒並みエントリー
12月24日、2021年2月8日に開幕することが決まった全豪オープンは、男女シングルスの本戦出場選手の一覧を公式サイトで発表した。
男子では、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)や同2位のラファエル・ナダル(スペイン)、同3位のドミニク・ティエム(オーストリア)ら上位選手の名が並び、ヒザのケガで回復が遅れているとされるロジャー・フェデラー(スイス)もエントリー。
日本人男子では、同41位の錦織圭(日清食品)や同56位の西岡良仁(ミキハウス)、同102位の杉田祐一(三菱電機)、同104位の内山靖崇(積水化学工業)が名を連ねた。
また、女子の上位選手もエントリーしており、世界ランキング1位で母国オーストラリアでの優勝を目指すアシュリー・バーティや、同2位のシモーナ・ハレプ(ルーマニア)、同3位の大坂なおみ(日清食品)、ディフェンディングチャンピオンのソフィア・ケニン(アメリカ)、さらには史上最多タイとなるグランドスラム24勝目を狙うセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)の名前が並んだ。
日本人女子では、大坂のほか同73位の日比野菜緒(ブラス)、土居美咲(ミキハウス)が本戦出場することとなった。
主催者であるテニス・オーストラリアのクレイグ・タイリー氏は「これまでに経験したことのない規模の混乱の1年を経て、世界のトッププレーヤーをメルボルンに迎えた壮大な全豪オープンが開催されることを楽しみにしている」と開催できることを喜んだ。
また、「今年の全豪オープンは例年とは少し異なるが、皆様の安全を最優先に考えている。我々は非常に安全でハッピーなグランドスラムを開催するチャンスがあり、選手たちには今年のほとんどの大会でいなかった観客の前での試合を体験してもらうことができる」と、会場に観客を入れての開催を楽しみにした。
全豪オープンは2月8日に開幕予定だが、予選は1月10日~13日に男子がカタール・ドーハで、女子がアラブ首長国連邦・ドバイにて行われる予定となっている。
<男子出場予定選手トップ20&日本人選手>
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)
ラファエル・ナダル(スペイン)
ドミニク・ティエム(オーストリア)
ダニール・メドベデフ(ロシア)
ロジャー・フェデラー(スイス)
ステファノス・チチパス(ギリシャ)
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)
ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)
ガエル・モンフィス(フランス)
デニス・シャポバロフ(カナダ)
ロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン)
ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)
ダビド・ゴファン(ベルギー)
パブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン)
ファビオ・フォニーニ(イタリア)
スタン・ワウリンカ(スイス)
グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)
カレン・カチャノフ(ロシア)
錦織圭(日清食品)
西岡良仁(ミキハウス)
杉田祐一(三菱電機)
内山靖崇(積水化学工業)
<女子出場予定選手トップ20&日本人選手>
アシュリー・バーティ(オーストラリア)
シモーナ・ハレプ(ルーマニア)
大坂なおみ(日清食品)
ソフィア・ケニン(アメリカ)
エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ)
カロリーナ・プリシコワ(ロシア)
ビアンカ・アンドレスク(カナダ)
ペトラ・クビトワ(チェコ)
キキ・バーテンズ(オランダ)
アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)
セリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)
ベリンダ・ベンチッチ(スイス)
ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)
ジョアンナ・コンタ(イギリス)
ガルビネ・ムグルザ(スペイン)
マディソン・キーズ(アメリカ)
イガ・シフィオンテク(ポーランド)
ペトラ・マルティッチ(クロアチア)
エレナ・リバキナ(カザフスタン)
エリーゼ・メルテンス(ベルギー)
日比野菜緒(ブラス)
土居美咲(ミキハウス)