ボクシングでパリ五輪の予選を兼ねる杭州アジア大会の日本代表選手が20日、東京都内で取材に応じ、東京五輪女子フライ級銅メダリストで50キロ級の並木月海は「勝ちにこだわって試合をしたい。いい感じに仕上がっているので、あとはやるだけ」と自信を示した。
男子で世界選手権優勝経験のある71キロ級の岡沢セオンは「優勝することしか考えていない」と闘志を燃やし、51キロ級の坪井智也は「楽しめれば結果はおのずと出る」と期待感を口にした。
男子は7階級で上位2人、女子は6階級で上位2人または4人(ともに各国・地域1人まで)がパリ五輪の出場権を得られる。日本は男女各5階級に出場する予定。