大坂なおみの準決勝の相手は、セリーナ・ウイリアムズに決定! ハレプにストレート勝利

セリーナがハレプを圧倒!

準決勝で大坂なおみと対戦

全豪オープン9日目、女子シングルス準々決勝が行われ、第10シードのセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)が、第2シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア)を6-3、6-3で破り、準決勝へコマを進めた。

マーガレット・コートに並ぶグランドスラム最多優勝回数24度を狙うセリーナに対するは、4回戦で昨年の全仏女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)をフルセットで破ったハレプ。ショット力のセリーナとディフェンスに長けたハレプの試合は、接戦になると思われた。

試合序盤、セリーナは早いタイミングで攻撃を仕掛けるプレーを見せる。対するハレプは、長いラリーに持ち込みチャンスを作ろうとするが、セリーナはより厳しいショットでポイントを奪いにいく。それにハレプはたまらずボールをコントロールできず、セリーナが6-3でセットを奪う。

流れを取り戻したいハレプは、第1ゲームで3度のデュースの末にキープすると、第2ゲームで3本のブレークチャンスを迎えた。ここでブレークに成功し、ハレプに流れが傾きかける。

しかし、それを許さないのが“女王”セリーナ。ハレプにリードされても武器である強烈なストロークで、プレッシャーをかけ続けると、ハレプにミスが続出。長いラリーでもポイントが取れなくなり、巻き返すことができず、最後はセリーナが4度目のブレークで試合終了。セリーナが24度目のグランドスラム頂点まであと2勝とした。

その準決勝の相手は、第3シードの大坂なおみ(日清食品)。過去の対戦成績は2勝1敗で大坂が勝ち越している。試合後、セリーナは、「彼女はとても強い選手。なんでも上手にこなすわ。良いサーブを持っていて、素晴らしいリターンがある。両方の面で強いの。準決勝でだれと対戦するかは問題じゃないわ。みんな次のラウンドに行きたいと思っているからね。だから面白い試合になると思う」と、大坂との試合を楽しみにした。

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