ハレプが腰の怪我で2大会連続で欠場「タイトルを守れなくて残念」

バーティに続きハレプも欠場

「腰の調子が100%でない」

3月7日に開幕するWTAテニス「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/WTA1000)は4日、世界ランキング3位でディフェンディングチャンピオンのシモーナ・ハレプ(ルーマニア)が腰の怪我により欠場することを発表した。

全豪オープンでは、第2シードとして出場したハレプは、4回戦で昨年の全仏オープンで敗れたイガ・シフィオンテク(ポーランド)に雪辱。しかし、準々決勝でセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)に3-6、3-6のストレートで敗れ、ベスト8で今年最初のグランドスラムを終えた。その後、3月1日から開催されている「カタール・トータル・オープン」に出場を予定していたハレプだが、直前に欠場を表明。2大会連続で欠場することとなってしまった。

欠場の理由について、ハレプは「残念ながら腰の調子が100%でなく、今年の大会の出場を辞退するという厳しい決断をしました」とコンディション不良であるとコメント。さらに、「昨年のドバイでタフな試合を経て、20度目のWTAタイトルを獲得したことは素晴らしい思い出になっています。なので、そのタイトルを守れないのは残念です。大会関係者の皆さんには、大会の成功を祈っているし、来年こそ出場できることを楽しみにしています」と、ディフェンディングチャンピオンとして大会に出られないことを悔やんだ。

今月1日には、世界ランキング1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)も左足の怪我を理由に同大会を欠場すると発表しており、トップ3からの出場はなくなってしまった。

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