「ひっぱりだこ飯」がガパオライスに 「SAVVY」とコラボで限定販売、編集部がタイ料理の名店巡って研究

情報誌「SAVVY」とコラボした「ガパオひっぱりだこ飯」(淡路屋提供)

 弁当製造販売の淡路屋(神戸市東灘区)は、京阪神エルマガジン社が発行する情報誌「SAVVY(サヴィ)」とコラボした駅弁「ガパオひっぱりだこ飯」を22日から販売する。同誌とのタッグは昨秋に続く第2弾で、限定3千個を淡路屋各店などで売り出す。

 これまで駅弁であまり手がけたことのない世界の料理に挑んでみようと、同誌編集部と意気投合。昨秋、第1弾の「パエリア」を限定販売したところ、連日完売する人気商品となり、第2弾につながった。

 今回は「最近人気を集めている」と、タイ料理の「ガパオ」に目を付けた。味は、淡路屋の担当者とサヴィ編集部が関西のタイ料理の有名店を食べ歩いて研究。風味豊かなジャスミンライスにバジルやタコのだし汁を加え、辛味をほどよく混ぜ合わせた。主役のタコは細かく刻み、食感のよさを演出している。器には「SAVVY」のロゴをあしらった。税込み1380円。

 また、同社は秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、兵庫県警と連携した「兵庫県警版ひっぱりだこ飯」(税込み1480円)も21日から5千個限定で販売。器はパトカーをイメージした白黒のデザインで、上のふたに自転車ヘルメット着用などの啓発イラストを配した。売り上げの一部は「神戸交通遺児をみまもる会」などに寄付される。

 ともにJR神戸駅やJR新神戸駅などの淡路屋各店や同社オンラインストアで販売。同社TEL078.431.1682 (大盛周平)

© 株式会社神戸新聞社