朝ドラ・大震災が発生、大畑のある行動にSNS悲鳴「待って…」

草花をこよなく愛する主人公・万太郎が、やがて植物学者として名を馳せる姿を描く連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。9月20日放送の第123回では、万太郎の図鑑が完成に近づくなか、大きな震災が起こるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

大地震に怯える万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)(C)NHK

時は過ぎ、大正12年。万太郎(神木隆之介)が長年取り掛かっていた図鑑は完成に近づき、娘・千歳(遠藤さくら)と助手の虎鉄(濱田龍臣)の間には虎太郎という子どもが生まれた。

ある日、万太郎の妻・寿恵子(浜辺美波)と千歳が昼食の準備をしていると大震災が発生する。家にいた家族や勤めに出ていた千鶴(本田望結)は無事だったものの、各地で火災が発生し万太郎たちは避難する。混沌のなか、印刷所で働く虎鉄と印刷所の主・大畑(奥田瑛二)は消火活動をおこなうのだった。

関東大震災によって万太郎たちが暮らす長屋が倒壊し、多くの人々が逃げ惑う様子が描かれた今回の放送。終盤には、かつて火消しとして活躍し、万太郎夫婦の仲人でもある大畑が「ここで食い止める。命があるうちに逃げたんでは、火消しの名折れだ」と奔走するシーンも。

SNSでは大畑の心意気を称賛する声もあるなか、「大畑さん、ダメ!にげて!」「虎鉄君も大畑さんもどうか無事でありますように」「え、待って、大畑の大将・・・虎鉄・・・!」「火消し時代の矜持はわかるけどこれ以上はダメだよ・・・」など、大畑たちの無事を祈る声も相次ぎ、エックス(旧ツイッター)では「大畑さん」「大畑の大将」がトレンド入り。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。9月21日放送の第124回では、万太郎たちはなんとか渋谷に避難し、家族の無事も確認される。
万太郎たちが暮らす地域に大地震が発生する。

文/つちだ四郎

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