「万博の盛り上がりへ大きな弾みに」 オリックス3連覇、関西経済界からも祝福の声

7回、生還した中川圭を迎える中嶋監督(撮影・山口登)

 プロ野球オリックスのリーグ3連覇を受け、関西経済界からも祝福の声が上がった。

 関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長、洲本市出身)は「強力な投手陣を中心に安定感のある戦いを続け、栄冠を勝ち得たことに敬意を表したい」とするコメントを発表。「セ・パ両リーグともに関西の球団が制したことは非常に明るい話題であり、(日本シリーズでの)59年ぶりの関西ダービー実現を願っている」とした。

 関西経済同友会の角元敬治代表幹事(三井住友銀行副会長)も、阪神とオリックス両球団のリーグ優勝に「関西ダービーが見えてきた。リーグ制覇の勢いそのままに、クライマックスシリーズでの奮闘を期待する」とコメント。「地域が一体となって声援を送ることができる幸せをかみしめ、われわれも関西と日本をもり立てていきたい」と思いを込めた。

 また、大阪商工会議所の鳥井信吾会頭(サントリーホールディングス副会長)は、オリックス優勝について「大阪・関西を明るく元気にしてくれるビッグニュースに感激・感動」とした上で、「大阪・関西万博の盛り上がりへの大きな弾みになる」と期待を示した。(高見雄樹、足立 聡)

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